三宮駅に着き、ライターさんと合流。早速行ってみたのは、東洋と西洋が交じり合った感じのおしゃれな建物が建ち並ぶ場所、北野。道の片隅で風景画を描いている人が、この地のどことなく懐かしい感じがする雰囲気にすごくマッチしている。ほとんどの異人館が結婚式場になってしまっているのはご愛嬌か。
神戸旧居留地では、とんぼ玉作りにチャレンジ。熱くなって溶けるガラスに注意しながら右手と左手を同時に動かす、という慣れない動きに悪戦苦闘するも、初体験にしてはまぁまぁの出来栄えかな。(インストラクターの多大なるサポートのおかげとも言うが。)
明石焼きを食べるぞ!と意気込んで明石に到着したころには、すっかり夜になってしまった。いやぁな予感はしていたのだが、明石の駅前商店街「魚の棚」はすでに真っ暗…。人っ子ひとり見当たらない。やばい。(私がとんぼ玉作りたい!とわがままさえ言ってなければ…)
1時間ほど探しまわって町外れにやっと1件だけ営業している店を発見。「明石焼き」にありつく。地元では「玉子焼き」と呼び、だし汁にくぐらせて食べるのが一般的。ビールと明石焼きを注文。ちなみに、明石焼きの店は、食堂っぽいつくりなのだがメニューには基本的に明石焼きしかない。つまみ代わりに追加注文したが、さすがにひたすら同じ味を食べ続けるのはツラい。
朝食の腹ごなしに明石の寺町を散策。「善樂(ゼンラク)寺」敷地内の「牧場の朝歌碑」そばに“ヤツは”居た。なんともいえない表情で眉ひとつ動かさずじっと私を見つめる「ひつじ」。あれが巷で言うところの“キモかわいい”というやつかもしれない。
前日のリベンジに、もう一度「魚の棚」に舞い戻る。分かったことは、「明石焼き」はおやつには向かない。(前夜にも経験したのに、ようやく思い知った。)ちなみに地元の人は「うおんたな」と発音するらしく、看板のローマ字表記も「UONTANA」としているのがちょっとウケる。
明石から淡路島までを結ぶ、世界最長の吊り橋(橋長3,911m)を渡る。実はこの橋、別名「明石大橋」とも呼ばれるものの明石市とは接していない。(ただ単に“海峡”を省略しただけなのね…。)それを知らなかった私たちは、入口を探して右往左往。
下から見た明石海峡大橋はまさに圧巻。こういうものを造ってしまう人間ってすごい。パーク内でライターは干しエビをひと皿購入。私もついでに干されているエビをつまみ食い。(もちろん、ちゃんと店のおばちゃんに頼みました。「ついでに私もひとつだけ試食させてください。」って。)
淡路島は北海道と並ぶ「たまねぎ」産地。道の駅には「たまねぎドレッシング」「たまねぎ味噌」というストレートにおいしそうなものから「たまねぎ饅頭」「たまねぎパイ」などという味が想像できないものまで、たまねぎネタのお土産が並ぶ。(饅頭・パイ共に、予想外においしい。)ちなみに、北海道のたまねぎは糖度5〜6度らしいが、なんと、淡路のたまねぎは糖度が12度もあるそうだ(地元の人・談)。
淡路島横断に当初の予定より大幅に時間を使ってしまったが、気持ちを切り替え「大鳴門橋」を渡って、いざ、徳島へ。自然と私たちのテンションも上がっている。 徳島で最初に訪れる「渦の道」が、命がけ(?)スポットであることも知らずに…。
企画・構成・文:mm
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