[徳島県美馬市]
さて、前回まで2号続いたms氏に代わり、今回はmm氏単独による取材となった。行先は徳島県、ついでに淡路島を横断してもらった。(“ついでに”と簡単に注文したものの、実際の取材は結構大変だったと思う。)
この取材では、実はあるものをどうしても入手したくて、この時期のこの場所を選んだという下心もあったりする(少しだけ)。さて、それは一体なんだったのか。mm氏、あとはよろしくお願いします。
(ところで、確か今さっき2月号の原稿を書いていたような気もするのだが…。幻覚?) (tk)
徳島市の南西から山あいにある佐那河内(サナゴウチ)村のみでつくられているという幻の「ももいちご」、それが実は徳島取材のもともとのメインテーマ(=tk氏の下心)だった。tk氏には、これが食べたくて足を延ばしてみたところ時期はずれで食べられなかった――という忌まわしい過去があったらしい。
ところが、実際に現地に行ってみたら、この「ももいちご」、なんと大阪中央青果(株)のブランドで、大阪には出荷しているものの、地元ではこの時期(※取材は2006年12月初旬に行った)はまだ販売されていないとのこと…。取材も正式に申し込む必要があり、飛行機の時間が迫っていた私たちは泣く泣く取材と写真撮影を断念した。(なので、どんないちごか興味のある方は、ぜひ“ももいちご”で検索してみてください。)
それから、ついでに訪れた神戸〜淡路島。“ついで”にしては相当時間をとられてしまったし、このままお蔵入りさせてしまうのも寂しいので、ページ末の番外編でちょっとだけ紹介することにした。“ついでに”覗いてもらえるとうれしい。(mm)
[ライターの旅のあとくち]
大鳴門橋の桁に造られた遊歩道「渦の道」から、鳴門の渦潮を見て(?)きました。「行きたくないよ〜」「取材だもの、仕方ないですよ」──実は、同行者も私も高所恐怖症。海上45mの高さから、ガラス越しに渦潮を見下ろせといったって……渦潮より先に、自分の目がグルグル巻いてしまいます。「目をつぶって見てきた」という表現が正しいかも。そういえば、ラーメンやうどんにのっているナルト巻きは、この渦潮からついた名前なんですね。それなのに、徳島ラーメンにナルトがのっていなかったのは不思議でした。(mt)
[イラストのはなし]
恋人峠に阻まれて思いを遂げることができなかった平安時代の恋人。現代の恋人たちは、「二人が離れることがないように」と峠の傍のフェンスに錠を掛ける。
今回のイラスト、はじめは峠・落人伝説・鐘・錠前など、コピーにも使われている素材が候補として挙がっていたのだが、制作チームが一致して「これをイラストにしたらおもしろい!」と思えるものがどうもなかった。そこで、原点に立ち戻り、企画当初の趣旨だった「コピーと直接結びついていなくてもいいから、意外性のあるおもしろいイラストを挿入しよう。」という方向で、イラストレーターの感性に委ねてイラストを起こしてもらうことになった。
こうしてでき上がってきたイラストには、コピーとは違う視点からみた恋人峠の世界が広がっていた。
イラストからは、ここを訪れた現代のカップルが、山間に響きわたる澄んだ鐘の音をBGMに、いざ錠に鍵を掛けて永遠の愛を誓い合おう、という瞬間がイメージできる。
読者の皆さんには、広告全体を通して恋人峠の雰囲気を感じ取ってもらえるとありがたい。
…とまぁ、もっともらしい事を述べてみたが、ほぼ素人の私には、イラストレーターの真意までは分からない。もし間違った解釈をしていたらごめんなさい。(mm)